ショックアブソーバーやコイルスプリング等のサスペンションパーツも単に取り付けただけでは本来の性能を発揮してくれません。

その車、そのパーツの本来の走行性能を向上させるためには適切なホイールアライメントセッティングが

非常に重要

になってきます。

車のそれぞれのホイール(車軸)には、サスペンションによって、さまざまな方向に大小の角度がつけられています。これらの角度を適正な状態に調整する事を ホイールアライメントと言います。

特に大口径ホイールやタイヤのワイド化・車高の変更を行っているとその影響が大きく、ホイールアライメントは微妙にずれるだけで

「タイヤが偏摩耗したり、片減りする」「走行中にハンドルが取られる・フラフラする」

等の色々な症状が出てきてしまいますし、ドライバー自身も敏感に感じてしまいます。

これでは、車の性能もサスペンションの能力も発揮できませんし 「コーナーで思い通りのラインを取りたい」「安定してまっすぐ走りたい」といったドライバーの要求にも応えることができなくなるでしょう。

当店ではサスペンションパーツ交換後には、最大限性能を発揮するためにアライメント調整を行なっております

もちろん、単に調整するだけではなく開発ショップのノウハウを注ぎ込み、オーナー様の好みやチューニングの狙いにそったセッティングを行います。



6000台以上の調整経験をもつ熟練技術者がコンピュータ4輪アライメントテスター「G-SWAT」で、
迅速かつ正確に測定・調整いたします。




■基本アライメント:4輪ホイールアライメントには下記の6つの基本アライメントがあります

TOE(トー) 直進走行時の安定性を保つための機能

■効果
車輪にかかる前開き方向(後開き方向の場合もあり)の力を打ちして、直進走行を良くします。(一部車種を除く)
■影響
過度に設定すると、 タイヤ摩耗や足回りに負担が生じます。
CAM(キャンバー) 荷重変化に耐え接地性を保つための機能

■効果
垂直荷重によるホイールの下開きを防ぎます。 ハンドルの操作性が軽くなります。
■影響
過度に設定すると、タイヤの外側に摩耗が生じます。
CAS(キャスター) 進行方向の安定性、ステアリングの復元力を高めるための機能

■効果
ホイールの横ブレを防いでクルマの直進走行を安定させます。
■影響
調整不良だとハンドリングに影響したり、タイヤ外周の摩耗につながります。
KPI(キングピン) ステアリング操作性と戻りを助ける機能

■効果
ステアリングの操作性が安定し、軽く操作できるようになります。ステアリングの戻りを助け、直進状態への復元力を高めます。横ブレを防いでクルマの直進走行を安定させます。
20度回転角 タイヤを20度切った時の左右の角度差
スラスト角 クルマの正しい進行方向に対する後輪のズレ角度